
一人暮らしのお部屋は湿気がこもりやすくて困る。
何かいい対策はないかな?
この記事では、一人暮らしのお部屋での効果的な湿気対策と、湿気対策をしておくべき場所をご説明しています。

7年以上一人暮らしをしている僕も実際に実践しています。
いやーな湿気から解放されましょう!
対策をしておくだけで悩みの種が1つ減りますよ。
湿気が溜まる原因

一人暮らしをしていると、室内の湿気に悩まされることがあります。
蒸し暑かったり、湿度が高すぎると、人は不快に感じてしまいますよね。
一人暮らしでよくあるお部屋は、窓が少なく通気性の良くないことが多いため換気がしにくいのも、湿気が溜まる原因の1つです。
窓が1つしかない場合、有効的な換気を行うことは容易ではありません。
反対に、上手に換気を行うことができれば、湿気を不快に感じることも少なくなるでしょう。
以上のことを踏まえて、効果的な対策をご紹介していきます。
一人暮らしの部屋での効果的な湿気対策

こまめな換気を心がける
まず第1に重要なのが「換気」です。
最も単純かつ、簡単な方法ですが、効果は絶大です。
窓が2ヵ所ある場合は、同時に開けます。
1ヵ所しかなくても、キッチンやお風呂場の換気扇を回しておくことで風の通り道ができ、室内の湿気を逃がしてくれます。
花粉が気になる時は、窓の近くに空気清浄機を置いたり、レースのカーテンをしたまま換気をするなどの工夫をしましょう。
除湿器やエアコンのドライ機能を活用する
窓を開けての除湿の効果が薄かったり、雨が降っている、花粉や外気汚染が気になる季節などで窓を開けられない場合もありますよね。
窓を開けて換気ができない時は、除湿機やエアコンのドライ機能を積極的に活用しましょう。
最近は、安くて性能の良い機種が多く販売されているので、梅雨の時期の前には用意しておきたいですね。
アイリスオーヤマの「衣類乾燥除湿機 コンプレッサー式 KIJC-H652」は、ハイパワーと省エネを両立した優秀な除湿機です。
メーカー調べで、1時間あたりの電気代は約5円。
スリムでスタイリッシュな、おしゃれなデザインなのもおすすめポイント。
インテリアの配置に気を付ける
空気の流れを良くするために、家具の配置に気をつけましょう。
できるだけ物は少なくすることで、風通しが良くなり、空気が循環しやすくなります。
また、壁一面を塞ぐような棚やテレビ台などは置かないこともポイント。
壁は湿気を吸い上げてくれる効果があるので、少しでも壁から離しておきましょう。
ソファやベッドなどを足つきのものにすることでも、風通しが良くなりますよ。
サーキュレーターを活用する
窓を開けたり、インテリアの配置を工夫しても、風通しの改善が見られない場合には、サーキュレーターを使います。
たかがサーキュレーター、と侮らないでくださいね。
扇風機と違い、風を真っ直ぐ遠くに送ることができるので、空気を効率良く循環することができます。
窓の反対側から風を送れば、空気を外に逃してくれますよ。
また、部屋干しせざるを得ない状況でも大活躍!
乾きやすくなりますし、部屋干しの嫌なにおいの防止にもなります。
除湿剤を使う
クローゼットや押し入れには、除湿剤を置いて、湿気を吸い取ってもらいましょう。
布団や衣類のカビ対策にもなります。
もう1ヵ所、除湿剤を置くべき場所は「靴箱」です。
意外と見落としがちですが、暗くて湿気が溜まりやすい場所の1つなので忘れずに。
除湿剤がない、使用を控えたい時は、除湿や消臭効果の高い重曹を、小さなお皿などに入れて置いておくのもおすすめの方法です。
湿気対策をしておくべき場所

押し入れ・クローゼット
押し入れ・クローゼット・靴箱などは、暗くて密閉された狭い空間であるため、空気の流れができにくいです。
さらに、衣類や布団、靴といった、比較的湿気を帯びたものを収納するので、常に湿気が溜まっている状態になっています。
放置しておくと、嫌な匂いが発生したり、雑菌の繁殖、カビが発生してしまいます。
必ず湿気対策をしましょう。
あえて扉を開けておいたり、物を詰め込みすぎず、空気が流れるスペースを確保することが効果的です。
キッチン
水回りであるキッチンは湿気が多く発生し、ガスやIHを使用するため温度も上昇しやすく、冬場は結露も心配。
一人暮らし向けのお部屋だと、換気扇も小さいことが多いため、換気も十分に行えません。
どうしても湿気が残りがちになってしまうので、調理をするときは特に、換気扇だけでなく窓も一緒に開け、風の通り道を作ってあげましょう。
キッチン下の収納スペースには、除湿剤を置いておくことをおすすめします。
風呂場
浴室は狭い空間で多くの水やお湯を使うため、お部屋の中で最も湿気がこもる場所でもあります。
1番簡単な湿気対策は、換気扇を24時間付けっぱなしにしておくことです。
常に換気をしておくことで、カビの発生率を抑えられます。
浴室乾燥機能が付いている場合は、積極的に活用することをおすすめします。
シャンプーや石鹸、お掃除道具なども、できるだけ浮かせて収納することも、カビ対策になります。
なるべく、物を床に置かないことがポイントですよ。
まとめ
湿気対策を怠ってカビが発生してしまうと、余計な掃除が増えてしまい大変です。
日頃から湿気対策を意識して、快適な一人暮らしを送りましょう。
- こまめな換気を心がける
- 除湿機やエアコンのドライ機能を活用する
- インテリアの配置に気をつける
- サーキュレーターを活用する
- 除湿剤を使う