
アンペアって何だろう?
アンペア数と電気代の関係が知りたい!
一人暮らしに適切なアンペア数を知りたい!
この記事では、一人暮らしに最適な契約アンペア数や電気代の節約方法を解説していきます。

5年以上一人暮らしをして、ブレーカーが落ちず電気代も抑えられる、最適なアンペア数を見つけました。
ブレーカーが頻繁に落ちてしまう人、アンペア数を最適化して電気代を節約したい人も是非参考にしてください。
- アンペア数とは何か
- 一人暮らしに最適なアンペア数
- 契約アンペア数の変更方法
- 基本料金が無料のプランについて
契約アンペア数の変更方法についても触れているので、読み終わった後に、実践してみてください。
「アンペア」とは何か

アンペアとは、電化製品を使う時に必要なパワーです。
数字が大きいほどパワーも大きくなり、同時に使用できる電気の量も大きくなります。
契約アンペア数を見ることで、日常生活で同時に使える電化製品の消費電気量の上限を知ることができます。
例えば、20アンペアの契約の場合、同時に使用できる電気量の上限が20アンペアです。

この上限を超えてしまった時に、ブレーカーが落ちいてしまいます。
電力会社では、この契約アンペア数ごとに電気代の基本料金を設定しています。
一人暮らしに必要なアンペア数は30アンペア

一人暮らしの場合、一般的に20~30アンペアで契約していることが多いです。
先に結論を言ってしまうと、一人暮らしでは「30アンペア」が最適であり、安心できるでしょう。
その理由をご説明します。
各家電製品に必要なアンペア数
アンペア数の決め手になるのは、同時に使用する電気使用量、つまり電化製品の数です。
電化製品ごとの、およその必要アンペア数をまとめたのでご覧ください。
テレビ | 2アンペア |
冷蔵庫 | 2.5アンペア |
洗濯機 | 3アンペア |
エアコン | 6.6アンペア |
電気ケトル | 11アンペア |
ドライヤー | 12アンペア |
電子レンジ | 13アンペア |
炊飯器 | 13アンペア |
IHコンロ | 14アンペア |
日々の生活からイメージすると、必要なアンペア数が見えてきますよね。
節約を意識している人であれば20アンペアでの契約でも暮らせるでしょう。
そうでない場合、夏や冬にエアコンをつけてしまうと、あっという間に20アンペアを消費してしまうので、30アンペアの契約であれば安心です。
ちなみに僕は、デスクトップパソコン+エアコン+冷蔵庫+洗濯機+電子レンジを同時に使うこともありますが、30アンペアあればブレーカーが落ちることもありません!
アンペア数の変更方法

必要なアンペア数がわかったところで、変更する際の流れをご説明します。
いくつか注意点もあるので、見落とさないようにしてください。
また、契約している電力会社やプランなどによっては、変更ができなかったり、時間がかかる場合があります。
マンションなどの集合住宅にお住いの人は、管理人の承諾が必要な場合もあるので、あらかじめ確認をしましょう。
電力会社に連絡してアンペア数を変更
現在の電気契約の内容を確認し、変更が可能であれば、まずは契約している電力会社に連絡をします。
電力会社によって、電気料金プランの切り替えとアンペア数の変更を同時にできない場合もあるので、しっかり説明を聞きましょう。
また、変更後1年間は、再度変更することができないことがほとんどです。
1年間で最も電気使用量が多くなる季節を想定し、変更をすることをおすすめします。
その後、アンペアブレーカーの取り替え工事を行います。
アナログメーターの場合、電力会社の作業員が来て行います。
注意点としては、屋内にアンペアブレーカーがある場合、20分ほどの作業で終わりますが、立ち合いが必要となります。
以上で、アンペア数の変更は完了です。
アンペアの制限がないプランに乗り換える
アンペア数の変更方法としてもう1つ、アンペア数の制限がないプランに乗り換えるという手段もあります。
「アンペア数ごとに基本料金を設定している」とご説明しましたが、あしたでんきのように、その基本料金が0円のプランがある電力会社もあります。
高いアンペア数で、毎月1,000円以上支払っていた基本料金が0円になります。
自由化に伴い、新電力の電気料金プランには、最低料金や契約アンペア数ごとの基本料金がかからないプランがあるので要チェックです!